アルファグリーン
HOME > 資材一覧 > アルファグリーン

アルファグリーン

作物の、主に食味、特に糖度を上げる液体です

アルファグリーンアルファグリーン

アミノ酸総合栄養液です。

←の写真が、3月に吉良商店詰め所近くで撮ったモノです。
 (こうやって資材が出荷されていきます。かなりまとまった量も。
  一度遭遇したのは、鳥取ナンバーの大型トレーラー。
  腕っ節の強そうなお兄さんが、フォークリフトを駆使して、積んでました。)

原料は、魚粉、ゴマ、糖蜜です。

製法は有機廃棄物堆肥化装置から得られた水蒸気を冷やし、培養したものです。
 (原理としては木酢液と同じですな)

若葉の里2号 と同様、苗浸水/葉面散布/土壌潅注と多くの使い方ができる資材です。
キュウリ栽培指針 では、 ⑬養液潅注 に活用されています)
 具体的には、
 ・水で希釈したものに、サツマイモ苗の根元を浸水させる。
  ⇒耐/温,塩,病虫に、生長を揃える。
 ・水で希釈したものを葉面散布剤として用いる。
  ⇒耐/温,塩,病虫に、栄養生長から生殖生長に変える。
 ・土壌に潅注する。
  ⇒発根を抑止、蘇生を助け、収穫を安定させる。
   微生物の活性を高める(ハウス熱源としての温度調整に用いる)。

神谷さんによれば、イモ、果菜類等、糖度を上げる作物に最適、とのこと。

頂いた"昭和なパンフレット"
   (用法の注意、希釈割合等が記載されています。
    "アルカリ性農薬と混ぜるな"というのは
    酸性を保つ(虫/雑菌の繁殖&雑草の発芽を防ぐ)ためですな。)

 ※また、常温保管可で、特に消費期限はないです。
   (液漏れを防ぐため、なるべく冷暗所で保存し、
    異常に気づいたら開栓して気をいて調整してください。)

  ⇒関連ブログ:破裂に注意?   ⇒関連ブログ:オーキシン(ホルモン)が含まれてます   ⇒関連ブログ:生粋のベジタリアンはダメかも?

アルファグリーンの葉面散布としての使い方

・散布タイミングは7~10日毎の夕方。
(理由は、このサイクルで新しい葉ができていくのでその全てにかけるため & 夜の生長に備えるため)
 忘れないコツは、「曜日を決めておくと良い」です。

・希釈割合は700倍が基準です。

 (鑑賞用の花にはオススメしません。理由は灰分で花に色がつくため。)
 (他、土に当たると肥料の役目もします。液節約の意味では、ジョウロ潅水よりも有効でしょう)

  ⇒関連ブログ:葉面散布で水分調整?   ⇒関連ブログ:葉を手の平サイズに   ⇒関連ブログ:葉面散布と湿度   ⇒関連ブログ:葉面散布は夕方、、ではなく、、   ⇒関連ブログ:稲作の育苗に
  ⇒関連ブログ:生長調整には、葉面散布   ⇒関連ブログ:葉面散布のコスト   ⇒関連ブログ:葉面散布液をムシが嫌がる理由?   ⇒関連ブログ:葉面散布液の効能?   ⇒関連ブログ:葉面散布について分かったこと

アルファグリーンの土壌潅水としての使い方

①土面積1平方メートルに対し、18ccを採る。

②100倍から200倍の水で希釈する。
 (まんべんなく散布するため、なので、水の量は適宜調整ください。)

③②をジョウロに入れ、まんべんなく散布する。

アルファグリーンの土壌潅水としての施肥量の目安

土壌潅水としての施肥量の目安ですが、 1箱(18L)、10アール用 と覚えましょう。
と言っても、土地面積の言い方っていろいろありますよね。
以下に施肥量の表を記載。

m2 歩,坪 P1台 畝(せ) a ha
m2(平方メートル) 1 1.6529 3.3058 11.5 99.174 100 991.74 9917.4 10000
畳(じょう) 0.60 1 2 7.0 60 60.5 600 6000 6050.0
歩,坪(つぼ) 0.30 0.5 1 3.5 30 30.2 300 3000 3025.0
P1台 0.087 0.14 0.29 1 8.6 8.7 86.2 862.4 869.6
畝(せ) 0.010 0.0167 0.0333 0.116 1 1.01 10 100 100.8
a(アール) 0.01 0.0165 0.0331 0.115 0.99 1 9.92 99.2 100
反(たん) 0.0010 0.0017 0.0033 0.0116 0.1 0.10 1 10 10.08
町(ちょう) 0.00010 0.00017 0.00033 0.00116 0.01 0.010 0.1 1 1.01
ha(ヘクタール) 0.0001 0.00017 0.00033 0.00115 0.010 0.01 0.099 0.99 1
施肥量[L] 0.02 0.03 0.06 0.21 1.70 1.80 17.85 178.51 180.0
施肥量[cc] 18.0 29.75 59.50 207.0 1785 1800 17851 178513 180000
表の見方ですが、最上の1単位が、最左の数値で言うと何か、となっておって、
その広さでの 施肥量 が下の2行に出ております。
"P1台"ってのは、"1台分の駐車スペース"です。
「土地広さなんて分からん、畳(じょう)だの坪(つぼ)だのは、室内のことだからピンと来ない!」
とおっしゃられた方がいたため。。。
"[L]"ってのは、リットル表記、
"[cc]"ってのは、シーシー表記になっております。
(過剰な施肥は、問題にはなりません。)
あくまで、参考です。

使い方ですが、
1畝の土地に、初めてアルファグリーンを施肥する例ですと
(ここは、確認ですが(最上の)1畝は、(最左の)m2(平方メートル)では、99.174m2 になっておって、)
その施肥量は、リットル表記で見て"1.79"、約 1.8L となるわけでございます、ハイ。

身近な人たちのアルファグリーンを使った感想

・肉料理レストランの付け合わせ用の尻太ニンジンを作るのに重宝してます。
 尻が太るタイミングで、土壌注入してね。
 リン酸が含まれる液体だからね。(愛知県T市.Iさん)

・舐めたことがありますが、酸っぱいです。
 有機廃棄物堆肥化装置から得られる液も同様な味。
 炭っぽくもありました。
 成分分析(パンフより)によれば、灰分10%とのこと、だから当り前?
 なぜ、これが甘味を向上させるのか、フシギですが、
 アミノ酸(旨み成分)だから、食味が上がるのは納得。(管理人)

・うわぁ、ワタシは飲めんゎ。(嫁)

  ココまで読んで 是非、購入してみたいワ と思った方は コチラ

    ~ 参考サイト ~   

関連特許(有機廃棄物堆肥化処理方法及びそれに使用する装置)


  
イメージ
MENU
LINK   
  
Copy Right(C)2013~ 楽農しよう会 All rights reserved.
inserted by FC2 system