キュウリ栽培指針 [平成25年7月版] 
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平成25年7月版のセイショー式農法キュウリ栽培指針 の 補足 です。

補足を赤字で記載していますが、大きなところとしては、以下の通り。

 ・既存設備を利用し、ある程度、農業経験がある方が対象。
 ・田のような水分多い土質での栽培。
 ・用いる水は、波動水でなくとも良い。
 ・売りは"樹勢の調整"。
 ・実の熟した判断は、経験依存。
 ・全部で11種類の資材を使うが、効能的に重複あり。
  どこまで削減可能かは確認中。

セイショー式農法キュウリ栽培指針 [平成25年7月版]  の 補足



キュウリ栽培残渣は通路に入れる。

『キラエース』10袋散布。

『若葉の里2号』 20Lを均一に散布。
  ・線虫が多発の場合、『P208』を10袋施用し、耕起。水分目安は50~60%。
   7日間保ち、ガス化を図る。
  ・水を入れ、30日間湛水状態で保持。(10日後、1度落水してガス抜き)
  ・畑地の圃場は一度、湛水状態にすることが重要。
 ※ビニールで覆って作土を高温処理すれば、さらに効果大。
 ※酸 と 菌 と 水 の作用により、土中に金棒が1~2m挿入可。
 ※作土のpHが5.5以下になることにより、線虫雑菌等の繁殖を防ぐ。
  さらに雑草の発芽も抑える。
 ~以上の効果により、排水が良好となり深耕は不要だが、菌の増加のため、定植まで数回耕起~

地温を20~22℃に保つため、蔵下に『キラエース』60袋、『セイショー式バーク堆肥』10m3を施用。

定植前に蔵下にマイナス(≒酸素供給)資材を施用。
  マイナス資材:『キラグリーン・5号』10袋,
         『P208』10袋,
         『吉良有機』10袋,
         『若葉の里2号』100L(濃度は濃く、ちなみに『若葉の里2号』20Lは堆肥10tと等価)
          それらを直に耕して定植する。
 ※マイナス資材を蔵下に入れることにより、定植後の発根を促す。
  pHを弱酸性に保つことにより微量要素の吸収が高まり、力強い植物を作る。
  さらに、有害菌を抑える作用もある。

⑥種処理 低温で発芽、5℃で20日間(積算100℃・日)浸水させる。
       種子を『酵母エキス3号』500倍希釈液で24時間浸水することにより、
       芽や根が太くなる。性格ができ、植物の個体が揃う。
 ※苗土はセイショー式培土(ミネラルが多い土)を使用する。苗の性格で90%が決定してしまう。

⑦苗処理 苗鉢に『キラグリーン・5号』/『キラエース』をスプーン1杯施用。
       『若葉の里1号』500倍希釈液を2~3回葉面散布。
        ※塩、病気、害虫に対する免疫を記録させる。
  『酵母エキス3号』500倍希釈液、『若葉の里2号』200倍希釈液混合を12時間、根から吸収させる。
   ※pH4.5の液を吸収させることによりバイラスを防ぐとともに、樹が利口になり、着花率が高まる。
   ※作土は水分50~60%で耕起し、絶対練ってはいけない。定植床はたっぷり水分補給してから植付。

⑧定植 苗は高根としてマルチはなるべく避けたい。
      定植後20日間は手潅水で、水はたっぷり散水する。
 ※光線が土に当たることにより、有効土壌菌の繁殖が高まる。表層が乾くため根が深く入り、
  将来、水を多用した時、ハウス内湿度を良好に保ち易い。

定植後、直ちに『若葉の里1号』1000~1500倍希釈液を5L潅注。

⑩茎の処理 茎に『若葉の里1号』500倍希釈液を2~3回散布。
 ※茎の地際の腐敗を防ぐため。

⑪根張り 第1着花は取り、摘心するまでは、『酵母エキス3号』500倍希釈液を7日間毎に散布、
       さらに水は控える。(ちなみに摘心までに、根域は決定する)
 ※『酵母エキス3号』について、葉形/葉色を抑えるには300倍希釈、伸ばすには800倍希釈液を使用。

⑫通常管理 ・葉面散布は、『若葉の里1号』500~1000倍希釈液。冬は濃く、夏は薄く。
        冬基準で葉形/葉色を抑えるには300倍希釈、伸ばすには800倍希釈液を使用。
        ・浸透圧を上げ、水上げ改善のため、『酵母エキス3号』300~500倍希釈液を葉面散布。
        ・農薬について、アルカリ剤以外は可。薄めで使用のこと。頻度は毎週1回。
         【重要】1度散布したら、定期的に最後まで散布すること。
             特に初期に薬液を通常の倍使用(越冬害虫を防ぐため)。
 ※葉の水分について、通常では60~70%、下葉は30%以下となってしまうが、
  『酵母エキス3号』により下葉まで水分含有を上げ、さらに光触媒の作用によって
  葉面温度を下げ、炭酸同化作用能力を高める。
  塩、微量要素を補うことにより、増収しても、樹勢の衰えを防ぐ効果がある。

⑬養液潅注 『若葉の里2号』3~5Lを月に2回
       ※pHを弱酸性に保ち、微量要素の吸収を促し、根の酸化を防ぎ、発根を助け、樹勢を保つ。
       『アルファグリーン』3~5Lを月に2回
       ※発根を良くし、蘇生を助け、収穫を安定させる。
      ◆生殖生長型にするには⇒『液体炭素』3~5Lを潅注
                   低温、天候不良においても収量増加させる。
                   低温期に夜温を上げると効果大。
      ◆栄養生長型にするには⇒『アルファグリーン』3~5Lを潅注
                   樹勢が弱いときは連続して実施。
                   低温期に夜温を上げると効果大。

⑭追肥 『キラグリーン・5号』2袋/『キラエース』5袋を通路に施用。
      (目安は、1ヶ月1度、固形分が無くなったら)
 ※放線菌等有効菌によって灰色カビ等の病原菌を抑える。
  通路に水分が多いと腐敗しやすい。水分の多いところは『P208』を3袋散布し、カリウムを補給。
  通路の表面は、多くの被覆材を使用しない。

◎ハウス内は、午前中温度/湿度を保つ(植物は午前中、水上げが多く、光合成を活発に行うため)。
 午後は換気をし、温度を下げる。基本的には、栽培環境を急変させない。

◎冬場の暖房は、加湿器の最低温度を決め、変化させない。

◎水管理の注意、潅水は基本的に、毎日少量(水分含有は60~70%)。
 厳寒期は1日2度散水。地温を下げないこと。

 ※季節の変わり目は、細根が変わるので注意。秋→冬、冬→春、春→夏の3回は特に配慮すること。
  春から夏にかけて水温上昇すると水に酸素が減る。通路に水が溜まらないよう配慮すること。

 ※肥料を多く施用するほど多く酸素が必要。(酸素供給資材を潅注によって施用すること)

 ※不耕起栽培には、作床を深くするため、『キラエース』30袋施用。定期的に、『若葉の里2号』を潅注。

 
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