"キラエース"を用いた粘土質改良&草抑制実験 |
最新記事は コチラ 試験地である花壇Bの位置を図示します。ピンクで塗られた箇所です。 建物のすぐ北側で日照最悪。土も底の方は粘土質。でも草は生えてくる。 そんな場所で、粘土質を改良させ、草をも抑制し、あげくの果てに 野菜なぞ採っちゃおうという無謀な計画を立ててしまいました。 まぁ、こんなんでも野菜が採れたら、"キラエース"&自然のスゴさが 伝わるやん,ステキやん(島田紳助風に)。 キラエースを適量播いて、1回目耕起完了です。 ちなみに、ミミズは出てこず。 ナンデモ、セイショー式農法の資材ではミミズが発生しにくい、とか。。 (株)キラしのぶの山崎社長から頂いた バーク堆肥を播いたことが一因かもしれませぬな。 あと、どうでもヨカことですが、左上の円筒形は、 テネモスの浄水器かましてあるところね。 ⇒参考ブログ:自宅花壇で実験スタート |
耕起する直前の写真。 何だかぬかるんでいるでしょ。 名鉄沿線で実験しているのですが、この前日、名鉄が止まるほどの 記録的大雨が降ったんです。 だから、土壌表面の微生物環境は大幅に変わっているかも。。 それはさておき、もしかして、写真の右下の方って? ⇒参考ブログ:2回目の土起こし完了 |
何やら双葉が生えてました。大きさは1cmほど。 うーん、実は05日目に発見してたんです。 長男が抜こうとしてましたが、「アカン」と制しました。 タダね、タダね、コレ、雑草かどうかは不明。 むしろ、この近辺でよく見かける草とはちょっと違うっぽいっス。 プリンスメロンの皮や種を撒いたから、それが発芽したのかもしれないっす。 ⇒参考ブログ:草抑制実験進捗1(自宅花壇) |
何やらの双葉を気にせず、耕起を完了させました。 |
2回目耕起の前日からの何やらの双葉が見えてのですが、 3回目耕起の前日には見られなかったです。 |
3回目の耕起直前のものです。あれれ!、写真右上に。 |
何やらの双葉を発見!大きさは5mm程度かな。 前日は見落としていたのかもしれない。 |
気にせず耕起しました。 最中、耕起がラクになったなぁと思いました。 何故ラクになったんやろ?ちょっと考えてみました。 土壌が水で締まっていなく、フカフカ、スコップが刺さり易いんです。 耕起後なんて、カサが5cmは上昇します。(当たり前なのかなぁ) あと、何だか作業に集中できるようになったんです。 今までは耳元で蚊の羽音がして、ちょっと集中できないところがあったんです。 生活道路に近いので、蚊が多く、作業には長袖が必須だなと思ってました。 ところが、蚊が少なくなった。 暑さが緩まったのもありますが、それだけでないような気がしました。 |
耕起前日です。 このあたりから、ホント蚊がいなくなったのを実感。 意図していなかったけど、蚊がいなくなるのは成果ですな。 前日に水撒いちゃった跡がくっきりついています。 先生のところに比べ、土壌に水分を含み過ぎるので、 水遣りは最小限でいいかな、と何となく分かった。 そして、写真右上には。 |
何やらの双葉を発見。大きさは3mm程度かな。 まぁ見過ごしても、どーでもいいんだけど、ちょっと目が肥えてきたかな。 |
第04回目の耕起日です。 全体はこんな感じ。 |
右上の何やらの双葉は1日で5mm程度に成長しておりました。 |
そしてサクサクの耕起をしました。 蚊を気にせず、半袖、サンダルの軽装で。 途中、蚊の羽音を聞いたのは1回。 何だかねぇ、相変わらず深いところには粘土質だけど そんなに気にならなくなりましたよ。 |
第05回目の耕起日です。 全体はこんな感じ。 草の姿は全くなし。 手触りについては、先生のところはサラサラだったけど、 ここはカリカリに近い感じ。 |
そしてサクサクの耕起をしました。 蚊を気にせず、半袖、サンダルの軽装で。 途中、蚊の羽音は聞かず。 |
下記の理由から、じゃがいもを植えることにしました。 ・先生が「ワシャ、ジャガイモは十八番じゃ」と自信満々だったから。 (このヒトに 十八番以外 はなさそうな気がします(;^_^A) ・先生のところで植付風景を見たから。 ・先生が「水遣りも不要、葉面散布数回だけ、世話はカンタン」と言うから。 ・息子が食べそうな野菜だから。 ・ジャガイモは耐酸性が強くて、キラエースと相性良さそうだから。 教えられた通り、黒ビニルシートでマルチング!! 「マルチングしたら草抑制の実験にならんじゃん!!」と全国からツッコミ頂きそう。 すみません、息子が食べる数少ない野菜で、息子と約束したんで。 マルチングからはみ出た部分で、草が生えないか確認は続けます。 |
温度を比較しました。 キラエース有で、1℃近く高いのを 確認しました。 キラエースに含まれる好熱菌が 要因と考えます。 pHは双方pH6.5くらいで、 他所 と同様 優位な差は見られずです。 |
播種13日目、芽吹きを確認。 いやぁ、「水遣らなくても発芽するんだ」って、 率直にカンドーしました。 先生が「水遣り要らん」言うから 特に水も遣っていないし、雨も全くなかったんです。 「こんなんで発芽するんかな、種芋腐ってるちゃうんかなぁ」から 「野菜ってツヨいんだ、これまで生きてて知らんかった」って思い直しました。 ちなみに草について、これまでに1cm以下のものを2本見つけたくらいで、とんと見ないです。 もちろん除去しました。 |
播種22日目、グングン生長しています。 芽吹いてからの生長は著しいです。 ジャガイモは、夜に丈が伸びるみたい。 もしかして、新月から満月への移行期だからかも知れない。 朝、見る度に大きく成長しています。 今朝も息子らから「大きくなぁれ」と声援を浴びていましたよ。 ちなみに草の姿は、ないです。 どうでも良い話ですが、近所の人に声かけられました。 近所の方:「お、植付遅かったけど、芽出たね。変わったジャガイモの葉だね。もしかしてアンデス?」 管理人:「へっ、アンデス って ナンデス?」(天然) 豊受自然農から「芽が出てるから」という理由で 3袋500円 で買ったイモで、種類なぞ知らんーー。 良い機会なのでインターネットで調査しました。 たぶんアンデスレッドというジャガイモのことで 南米アンデスが原産の「ソラナム・フレハ」と表皮が紅い「アーリーローズ」の交配から 生まれたとされるジャガイモだって。 あ、じゃー、違うわ、見た目が赤く無かったモン。 今度会ったら、「違いますわ」と伝えよう。 それにしても、この方、ジャガイモ植付の時期のことや、 アンデスレッドの葉のことやら、よく知っているなぁ、と思ったのだよ。 |
播種54日目、いやぁ、「日当らなくても成長するんだ」って、 率直にカンドーしました。 日照取ろうと、OBしてます。 気になる草は皆無です。 |
播種118日目、完璧に霜枯れし、2週ほど放置したので、 掘ることにしました。 気になる草は皆無です。 ケッコー、ドキドキ。 おおー、小さいけど、イモついてました。 良かったぁ。 「キラエース」と「子供の声援」のおかげだ。 4株中2株を抜いて、イモ収量は220グラム。 あ、神谷先生の名誉のため書きますが、これは、 聞きかじった神谷先生の話を元に管理人が勝手にやっているものです。 めちゃショボいんだけど、 何より、植付遅かったし、こんな環境でもできるんだ、と嬉しかったのじゃよーーー。 写真は、水洗いしたとこ。イモ肌は美しかったのじゃ。 すぐに焼いて食べましたが、黄味がかってキメ細かく、美味しかったぁ。 「目指せ、年中新ジャガ」で、残りの2株は、また食べる直前に抜きます。 |
播種124日目、残りの2株を掘りました。360グラム。 4株で580グラムのイモが収穫できた。 めちゃショボいんだけど、デキて良かったし、 皮が柔らかくて、食べるとメッチャ美味しかった。 PJ2は、 大成功 で幕を閉じることにしました。 お後は感謝してから、キラエース撒いて耕起しましたよ。 次、何つくろっかなぁー 以下、身近な実験例を載せます。 PJ11)2024年度栽培体験(in栽培勉強会) PJ10)2023年度栽培体験(in月例会) PJ9)2022年度月例会メンバーによる畑での演習 PJ8)連障(連作障害)を連勝に変えれるか実験!(連作障害抑制実験) PJ7)学びの会 実践その2"T市の畑" PJ6)学びの会 実践その1"K町の畑" PJ5)"庭先農ホウレンソウ(仮称)"楽勝かいや? PJ4)"キラエース"雑草抑制実験の結果/考察 PJ3)謎解きはディナーのあとで&近所の人("キラエース"を用いた草抑制実験) PJ2)"キラエース"を用いた粘土質改良&草抑制実験 PJ1)"バーク堆肥"を用いた砂場緑化実験 |