・浸透圧を上げ、水上げ改善のため、『酵母エキス3号』500~700倍希釈液を葉面散布。 ・農薬について、アルカリ剤以外は可。薄めで使用のこと。頻度は毎週1回。 【重要】1度散布したら、定期的に最後まで散布すること。 特に初期に薬液を通常の倍使用(越冬害虫を防ぐため)。 ※葉の水分について、通常では60~70%、下葉は30%以下となってしまうが、 『酵母エキス3号』により下葉まで水分含有を上げ、さらに光触媒の作用によって 葉面温度を下げ、炭酸同化作用能力を高める。 塩、微量要素を補うことにより、増収しても、樹勢の衰えを防ぐ効果がある。 ⑬養液潅注 『若葉の里2号』3~5Lを月に2回 ※pHを弱酸性に保ち、微量要素の吸収を促し、根の酸化を防ぎ、発根を助け、樹勢を保つ。 ※地温が上昇する3月中旬以降は、pH管理に注意する。 ※発根を良くし、蘇生を助け、収穫を安定させる。 ※『若葉の里2号』冬用は地温を上げる、同夏用は地温を下げる役目がある。 ◆栄養生長型にするには⇒『アルファグリーン』3~5Lを潅注 樹勢が弱いときは連続して実施。低温期に夜温を上げると効果大。 ※フザリューム菌等による立枯予防にはイタコン菌溶液3~5Lを灌注する。 ⑭追肥 『キラグリーン・5号』2袋/『キラエース』5袋を通路に施用。 (目安は、1ヶ月1度、固形分が無くなったら) ※放線菌等有効菌によって灰色カビ等の病原菌を抑える。 通路に水分が多いと腐敗しやすい。水分の多いところは『P208』を3袋散布し、カリウムを補給。 通路の表面は、多くの被覆材を使用しない。 ※EC、pH、水分、地温の急激な変化によって、細根が退化し、新たに細根が組成する。 よって、環境を急変しないよう心掛ける。 ◎ハウス内は、午前中温度/湿度を保つ(植物は午前中、水上げが多く、光合成を活発に行うため)。 午後は換気をし、温度を下げる。基本的には、栽培環境を急変させない。 ◎冬場の暖房は、加湿器の最低温度を決め、変化させない。 ◎水管理の注意、潅水は基本的に、毎日少量(水分含有は60~70%)。 厳寒期は1日2度散水。地温を下げないこと。 ※季節の変わり目は、細根が変わるので注意。秋→冬、冬→春、春→夏の3回は特に配慮すること。 春から夏にかけて水温上昇すると水に酸素が減る。通路に水が溜まらないよう配慮すること。 ※肥料を多く施用するほど多く酸素が必要。(酸素供給資材を潅注によって施用すること) ※不耕起栽培には、作床を深くするため、『キラエース』30袋施用。定期的に、『若葉の里2号』を潅注。 ⑮炭酸ガス供給 有機活性炭素ガスを上部ダクトから毎午前中、送風する。 ※炭酸ガス濃度は計測のこと。 通常、400~500ppmのところを600~800ppmまで増加させることにより増収に効果あり。 ⑯ネット設置 ハウスサイトにセイショー式特殊ネットを張る。 ※ネットに紫外線が当たると、電子が飛び出ることで寒暖を緩和する。 問い合わせは コチラ まで。 ⇒参考ブログ:トマトに対してキュウリは~取締役2023年2月講話 ⇒参考ブログ:2023年のキュウリハウスは ⇒参考ブログ:キュウリのハウス栽培についてのご案内【2022年】 ⇒参考ブログ:便秘予防にキュウリを毎日4本? ⇒参考ブログ:キュウリいろいろトーク ⇒参考ブログ:『冬でも暖房が要らない』ではない? ⇒参考ブログ:改めて、キュウリの作型などの説明 ⇒参考ブログ:キュウリ と ナス の違い ⇒参考ブログ:国内トップレベルのキュウリを狙って ⇒参考ブログ:キュウリの吊り下げ栽培の子づる位置は? ⇒参考ブログ:世界トップレベルのキュウリ栽培? ⇒参考ブログ:キュウリ栽培の土壌消毒について ⇒参考ブログ:あの人が収量トップ? ⇒参考ブログ:真冬でも実をつけているキュウリ、トマト? ⇒参考ブログ:キュウリ生産業としてのデータ管理? ⇒参考ブログ:10アール当たり41トン? ⇒参考ブログ:平成29年度以降のキュウリ栽培について ⇒参考ブログ:平成29年度の夏キュウリ ⇒参考ブログ:天候には勝てない? ⇒参考ブログ:視察に尾行? ⇒参考ブログ:一級品のきゅうり? ⇒参考ブログ:きゅうりはきゅうに止まれない? ⇒参考ブログ:サラサラの土 ⇒参考ブログ:観音開きの黒マルチ ⇒参考ブログ:キュウリの長い旅? ⇒参考ブログ:平成28年版を頂いた? キュウリ農家さんの指導に行かれた際に撮られたモノでしょうか? 植苗後、マルチ掛ける前に追肥されています。 ↑キュウリ節成りの風景。「炭素率が高いから」という声。それだけでは、無さそうです。 ↑視察の風景。みなさま勉強熱心です。 ◆関連ページ:ハウス熱源 ◆関連ページ:土がホカホカになる理由 ◆関連ページ:ハウス土耕栽培のメリット ◆関連ページ:トマトのハウス栽培実績比較 ◆関連ページ:キュウリ栽培指針 [平成28年7月版] ◆関連ページ:キュウリ栽培指針 [平成27年7月版] ◆関連ページ:キュウリ栽培指針 [平成26年7月版] ◆関連ページ:キュウリ栽培指針 [平成25年7月版] ◆関連ページ:キュウリ栽培指針 [お試し版] |