ニンジン栽培方法 |
0.土づくり 春ニンジンの播種を見学させて頂いたのですが、もう古いということなので、新しいものを紹介。 夏蒔きで説明させて頂きます。 播種時期は愛知県内を基準とすれば8/中~9/上までだそうです。 他の地域においては、近隣で播種時期を確認ください。 播種2週以前に、元肥(≒土作り)として、10アール当たり キラエース 25袋を施肥し、 播種までに数回耕す。 (対象となる土の肥沃度によって、量を調整ください) 事前に幅30センチくらいの蒔き床を作ってばら蒔きです。 ニンジンは、満遍なく発芽しにくい、言われてるんですわ。 例のようにコーティング種子を使えば、蒔きやすく、発芽状況も良い言われてます。 が、コスト高いし、発芽は運にもよるし、自己責任なので好きなタネでやれば良い思います。 タネが隠れる程度に薄く覆土します。 ニンジンは、発芽まで一定の水分を必要とするらしく、水分不足で枯れたり、休眠するらしいんすわ。 軽く鎮圧し、保湿した土とよぅく密着させた方が、蒔き直しが減って良い思います。 保湿を促すために、寒冷紗をかけます。 黒でも何でも良い思いますが、自分は防虫ネットが調子良かったです。 そのあとは、土 や 天気 の状態を見て、適度に潅水します。 好調なら1週間以内に発芽します。 数センチ芽が出たのに、シートを外さないと、徒長したり、折れたりするのでご注意を。 この状態になるまでに、1、2回間引くと思います。 間引いた後は、立ち直りを早めるため、余裕あれば土寄せし、 自分なら、さらに キラグリーンS を10アール当たり5~10袋くらい追肥するかなぁ。 栽培にあたっては、アゲハの幼虫 や ヨトウムシ などから守ってあげてくださいね。 この状態になるまでに適宜、追肥し、自分ならその後追肥しないです。 ニンジンの頭が土から露出しないよう、適宜、土寄せはした方が良いです。 ここまで読んで、 「ニンジン栽培って、草抜き(間引き&雑草抜き)が大変だよぉー」って言うアナタ。 黒マルチを使った”すじ蒔き”に挑戦してみてください。 「我らの目指すのは”楽農”でしょ、楽じゃないとー」というNさんにやり方を聞きました。 1.黒マルチを張った畝で、蒔きたい部分にカッターで切り込みを入れる。 2.1部分に角材の角を押し付け、溝をつくる。 3.2部分にタネを蒔く。 4.3.部分にもみ殻を載せ、水遣り。 土の状態にもよるが、だいたいこんな風。 切り込み長さ等は、風であおられない程度に要調整です。 マルチをすじ条にカットする方法について、参考サイトがありました。 (見ず知らずの方ですが、分かりやすく書かれています。 自分はやったことがないですが、良かったら参考ください) ちなみに黒マルチを張った点蒔きだと、成長が遅かったです。 共育ち加減がイマイチだったと思われるので、上記すじ蒔きの方が良さそうではあります。 ↓ こんな風になったら、おめでとうございます。↓ ハイ、収獲です。 プレゼンのときに、どうでもいーですが、こりゃ、春ニンジンだ、と思いました。 なんてのかなぁ、日当たりの仕方とか、葉色とか、神谷さんのカオを見るに、夏っぽいので。 ⇒参考ブログ:品種よりも蒔く時期? ⇒参考ブログ:なぜ暑い時期にニンジン播種するか? ⇒参考ブログ:暑い夏にニンジンを蒔くよー ⇒参考ブログ:ニンジンについて、プロ農家に言われたこと ⇒参考ブログ:お盆の前にタネを蒔くワケ? ⇒参考ブログ:ウマいニンジンを作ろうと思ったら,2021年夏編 ⇒参考ブログ:ニンジンをウマく作るには? ⇒参考ブログ:ニンジンのタネの蒔き方について ⇒参考ブログ:寒冷紗をウマく活用する ⇒参考ブログ:特にニンジンは、土づくりを ⇒参考ブログ:それなりのニンジンでも ⇒参考ブログ:ラクしたいなら黒マルチ栽培が良い ⇒参考ブログ:発芽はゲーム感覚で ⇒参考ブログ:ニンジンは初めがカンジン? ⇒参考ブログ:播種後の寒冷紗について ⇒参考ブログ:播種後の水遣りについて ⇒参考ブログ:冬講演の前フリ~その3~ ⇒参考ブログ:秋ニンジンの様子 他にもセイショー農法うちのモノが見たかったらドウゾ↓ |